医療脱毛に関するQ&A
痛みはあるの?火傷は大丈夫??
そんな素朴な疑問にすべてお答えします!!
脱毛は医療行為ですので、病院で受けるのがもちろん安全です。また、永久脱毛とは医療レーザー脱毛または脱毛でしか実現することはできません。これらは医師や看護師といった専門の資格を持った人しか施術することのできないものなのです。
医療レーザー脱毛による永久脱毛では、時間とコスト、そして少なからずリスクを伴う施術のため、後から思わぬトラブルを招くことのないよう、あまりにも安すぎる施術料金や、エステサロンの脱毛であるにも関わらず永久脱毛をうたっているなどといった誇大広告に騙されず、きちんとした医療設備の整った美容クリニックで、皮膚科医などの専門医が在籍しているクリニックを選ぶようにすることがとても大切です。
レーザー脱毛では一般的に痛みが強いと言われていますが、これに比べてエステサロンなどでは使用している機器の出力がそれほど高くないため、さほど痛みを感じないようです。
ただし、パワーが低い分脱毛効果も低いため、痛みと効果は比例していると言えるのですが、最近では医療技術の進歩によりこの痛みを和らげるような施術内容が開発されています。
それは施術する部位に応じて使用するレーザー機器をアレンジしたり、麻酔クリームを使用して痛み自体をコントロールしたりできるようになっているのです。中には麻酔マスクを使用して寝ている間に脱毛を終えてしまう、無痛医療脱毛を行っているクリニックもあるほどなので、まずは相談してみると良いでしょう。
ワキガの原因としてはワキの下のアポクリン腺があげられますが、このアポクリン腺から分泌される液体が空気に触れると嫌なニオイを発生させるのです。
医療脱毛を行うとレーザー照射によって毛根を破壊しますが、ワキガの原因となるアポクリン腺を破壊する訳ではないので、レーザー脱毛を行ってもワキガは治りません。
けれども、ワキの下のムダ毛を処理していることでワキの下を清潔に保ち、雑菌の繁殖を防ぐことができるので、嫌なニオイを増長させる原因を取り除くことができるという面においては、ワキガへの対処法であるということは言えるでしょう。
まずは、医療レーザー脱毛でワキの下のムダ毛をなくしてどのくらいワキガが軽減されるかを試してみてもいいかもしれません。
一般的には、医療レーザー脱毛をクリニックで受けた場合、わきで5回通えばおおよそのムダ毛はなくなると言われています。
ただし、その人の毛量や体質にもよるので一概に言えませんので要注意です。また、手足についても5回でおおよその効果は感じることができますが、こちらも人によりますのですべての人に当てはまるとは言いにくい部分があります。
さらに、VIOについてはその人の毛の濃さやどのくらいまで毛量を減らしたいかによりますが、まったく毛のないツルツル状態にまでするには10回くらいかかるのが一般的です。
ここにあげた例はあくまでも一般論であり、毛に対する満足度は人によってかなり異なるので、施術しながら担当医と相談するのがベストです。
医療レーザー脱毛が出来ない人は確かに存在します。それは、金髪の人や黒人の人です。その理由は、レーザー脱毛では黒いメラニン色素に反応して毛根を破壊するので、そもそも黒い毛ではない金髪では反応しないのです。
これは、黒い色素を持たない産毛に反応しないのと同じメカニズムです。また、黒人の人の肌では逆に黒いメラニン色素が肌表面全体に存在しているので、レーザーを照射してしまうと、それら全部に反応して肌が火傷状態になってしまいます。
このため、黒人の人の肌にレーザー照射はできないのですが、これと同様の状態として日に焼けた肌やシミやホクロがある部分にはレーザー照射をすることはできないのです。脱毛する際には要注意です。
永久脱毛効果の見込める医療レーザー脱毛は近年とても注目を浴びており、施術を受ける人が増えつつあります。
それだけに、想定されるリスクや起こり得るトラブルについて事前に知っておくべきなのですが、万が一医療レーザー脱毛によって肌が火傷したり、赤みを生じた場合でも皮膚科医の在籍している美容クリニックでは、すぐに適切な処理を施してもらえるので安心です。
もちろんアフターケアも万全なので、医療脱毛を受けるのであれば皮膚科のいるクリニックを選ぶと安心です。
もちろんどのクリニックにもドクターはいるので医師としてのケアを受けられる環境なのですが、敏感肌や肌に不安感を持っているような場合には、皮膚科医のいるクリニックを選ぶと安心です。